自分はMacBook Air 2019を使用しています。昨年、入院した際に買ってもらいました。
以前はMacBook (13-inch, Late 2009 CPU:Core 2 Duo)を使っていたことがありました。ポリカーボネート素材で白い筐体です。これをSSDに換装(+メモリ増設)して長く使ってましたが、最終的に電源が壊れて動かなくなりました。それからMacは使っていなかったのですが、病院にデスクトップは持ち込めませんし、せっかくノートPCを買うのなら、使い勝手のいいMacBookにしてもらいました。
「使い勝手がいい」というのは、単に慣れと、趣味のServer開発に都合がいいからで、万人向けという話ではありません。
Airにしたのは自分の要求スペックを満たしながら安かったからです。ゲームはしませんし、動画編集もしません、1GBメモリのバーチャルボックスが動けばいいや、が要求スペックでした。
ストレージ容量には不満もありましたが、Appleのスペックアップは値段が高いので、必要になったら外付けのSSDでも買おうと思ってましたが、まだ必要になっていません。
MacBook Air 2020を買うことになった発端は、娘にノートPCを買おうとしてましたが、結局、いらないという事になり(ファンの壊れかけたノートPC があってそれを使うとの事)、代わりにと言っては何ですが、つれあいが以前から欲しがっていたMacを買う事になりました。MacBook Airはスペックアップで価格も安くなってます。
MacBook Air (Retina, 13-inch, 2019) | MacBook Air 2020 | |
ディスプレイ | 13.3インチ 2,560×1,600ドット(227ppi) True Toneテクノロジ | 13.3インチ 2,560×1,600ドット(227ppi) True Toneテクノロジ |
CPU | Core i5-8210Y(Amber Lake) (2コア/4スレッド、1.6〜3.6GHz) | Core i3-1000NG4(Ice Lake) (2コア/4スレッド、1.1〜3.2GHz) |
メモリ | LPDDR3-2133 8GB | LPDDR4X-3,733MHz 8GB |
グラフィック | HD Graphics 617 | Intel Iris Plus Graphics |
ストレージ | 128GB(NVMe SSD) | 256GB(NVMe SSD) |
バッテリ容量 | 49.9Wh | 49.9Wh |
サイズ | 304.1×212.4×15.6mm (幅×奥行き×高さ) | 304.1 ×212.4×16.1mm (幅×奥行き×高さ) |
重量 | 1.25kg | 1.29kg |
Bluetooth | 4.2 | 5.0 |
キーボード | バックライト バタフライ | バックライト Magic Keyboard |
税別直販価格 | 119,800円 | 104,800円 |
総じて、MacBook Air 2019(Retina, 13-inch, 2019)はスペックが低いと言われてましたが(CPUもメモリもストレージも)、自分が使っている分にはスペックが低くて困ることはありませんでしたので、今回もi3(一番安い)モデルをそのまま購入です。MacBook Air 2019(Retina, 13-inch, 2019)は、正月に家族で、U-NEXTを利用して「逃げるは恥だが役に立つ」を全話観ましたが快適でした。なんで家族してAirで観たかはお読みください。普段はブラウザで20画面くらい常時開き、ターミナル4つか5つ、VisualStudioCode、sourceTree、Lineを動作させるような使い方をしています。

ノート用CPUはデスクトップ用のCPUに比べるとチープです。パワーが欲しい人はデスクトップ(のWindows)を買った方が安いと思います。
Amber Lake
2018年8月28日に発表された7W以下の低消費電力向けの第8世代Intel Coreプロセッサ。14nm+プロセスで製造されている
L1キャッシュは32KB、L2キャッシュは256KB、L3キャッシュは4MB
Ice Lake
第10世代のIntel Coreプロセッサ。Intelの10 nmプロセスとしては第2世代のプロセッサである10 nm+。
L1キャッシュは48KB、L2キャッシュは512KB、L3キャッシュは4MB
参考 | コア数(スレッド) | シングルコアスコア | マルチコアスコア |
1.6GHz/Core i5 | 2(4) | 832 | 1716 |
1.1GHz/Core i3 | 2(4) | 1093 | 2373 |
Core i5(MacBookAir 2019)、アプリケーションを動かしたままベンチを取ったら、値が低かったのでアプリを落として取り直しました。アプリケーションを動かしたままベンチをとるものじゃありません、反省。
ベンチマークは数回実行して、良い値を取ってます。
CPUの型番がi5からi3になってしまいましたが、スコア比較では向上しています。メインメモリ仕様がLPDDR3-2133(33.3GB/s)から、LPDDR4-3733(58.3GB/s)へと向上していて、これが大きいと思ってます。また、SSDストレージは容量の大きいほど速度も上がる傾向にあるので期待できます。グラフィックもまともになって、全体の底上げにつながっていると思っています。


AmorphousDiskMark での計測です。RND4Kの値、悪すぎる感じです、SettingsでDuration Limitが5秒間の初期値で実行しているからみたいなのですが、セッテイングをNoneにすると、計測が止まってしまう?ようなので、5秒間のまま計測して比べました。
ウチのデスクトップ機(Windows)はSATA接続なので、シーケンシャルReadで500MB/sくらいしか出ていません(Serial ATA 3.0の理論値は600MB/s)。MacBook Air 2019のイマイチ感はあるものの、MacBook Air 2020は普通に速度が出ていると安心しました。
この機会に、更についでといってはなんですが、1GBのSSDを1万ちょいで買いました、つれあいのデスクトップのメインストレージを換装する予定です。
WWDC20 Macの独自プロセッサ (apple silicon)移行を正式発表
WWDC20(Appleの開発者向け会議)で、今後、Appleが独自開発したCPU(apple silicon)へ移行していくという発表がありました。Macは2006年以降現在までIntelのCPUを使用していますが、例えばMacBook Proは、第8世代と第10世代のCPUモデルが併売されています、IntelのCPUは足踏みが続いていて、スペックは向上していますがそれほど魅力的な向上では無いということです。
MacBook Air 2020購入に躊躇ったのは唯一この点だけです。ARM版への移行はかなりの確信を持って(と感じました)噂されていましたので、もしかして、ARM版を待つべきかと思ったのです。しかし、MacBook Air 2020の発売は3月末です、ビジネスにシビアなAppleが年内に新製品を出すとは思えません。かと言って一年は待つのには長すぎます。ここで、もう少しいいモデルを選択すると、後悔もあるかもしれませんが、i3を選択してますので、諦めもつくのでは無いかと思うのです。
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